CAL_ZERO Mini
 
 CAL_ZERO MiniはMS-DOS上で動く建築基準法チェックプログラムです

  今さら「MS-DOS上で動く」とは、時代錯誤も甚だしいと思われる方もいるでしょうが、
 建築界のパソコン普及率は上がったものの、OSがWindows環境になっているマシンは
 50%に満たない状況といわれているので、96年8月号で発表した「CAL_ZERO試験版」
 をMS-DOS環境で動かせるようにリメイクしたものです。
 

 「CAL_ZERO Mini」の特徴

  ■起動時間及び検索時間が速い!

   試験版に比べてはるかに速くなり、386マシンでも十分使用できる

  ■入力画面を一カ所にまとめた。

  一つの画面に入力内容をまとめたので、再チェックが簡単に行える

  ■DOS版CADを使用している最中に子プロセスで起動できる。

  メインメモリが325k以上空いていれば、起動出来る。
  DOS版CADで図面を描いていてちょっと法規を調べるなどの使い方が可能

  ■ファイル保存を改良した。

   CAL_ZERO Miniでは、フロッピーにも指定できるようにした
   また、絞り込んだ内容も保存できるようになった

  ■検索結果をファイル化出来る。

   検索結果やWindowsでの「クリップボード」の機能をTXTファイルでサポート
   ファイル化する事で施主へのプレゼン等の資料作りに便利

  ■条文もテキストデータとして利用できる。

   試験版には、この機能は付いていなかったが、やはり一部条文を説明文
  の中に挿入したい場合など、いちいちキーボードを叩いて入力しないでも済む
  ように、TXTファイルにする事で対応した

  ■Windows95の「DOS窓(DOSプロンプト)」で使用できる。

   CAL_ZERO MiniはMS-DOSのプログラムなので、通常はDOSフルスクリーンで起動するが、
  DOS窓でも使用可能
   Windows版のCAD等を使用しながら、建築基準法のチェックが一つの画面で出来るようになる

  ■ハードディスクにインストールしなくても使うことが出来る。

   最近のパソコン用プログラムは、とにかく巨大になってきているが、 
  「MS-DOS」版でプログラミングしたことにより、
  フロッピーディスク1枚にプログラムを入れることに成功
  ハードディスクに何らかの理由によりインストールできない場合にも対応
  ただし、フロッピーディスクからの起動は出来ない

  ■基準法の閲覧だけ出来る機能を備えている。

   DOS版CADを使用している最中に子プロセスでCAL_ZERO Mini を使いたいとき、
  メインメモリの空き容量が足りない場合やちょっと基準法を確認したい時などに、
  基準法の閲覧だけ出来る軽いプログラムも用意
  また、条文は最新(97年6月の改正を含む)のデータになっている

  ■参考図を小冊子にした。
  試験版では参考図をビットマップデータで作成し、画面に表示することが出来たが、DOS版では
  画面に表示させることが難しいため、小冊子に収録し、参照ページを表示させることで対応
  パソコンを使わなくても参考図を見ることが可能

 
 ・プログラム構成:フロッピーディスク3.5インチ
          PC-98用、DOS/V用それぞれ一枚ずつ計二枚組で構成
 ・動作環境:PC-98シリーズ MS-DOS3.3以降
       DOS/Vパソコン PC-DOS5.02/V以降またはMS-DOS6.2/V以降


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